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十二指腸癌の予後と生存率とは

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小腸は十二指腸と空腸、回腸からなりますが、十二指腸は胃に近い部位を指しており、この部位にできる癌を十二指腸癌といいます。
この癌は非常にまれな癌で国立がん研究センターの調べによると発症率は0,06〜2,9%と消化器官の癌の中でも発生頻度が低い癌となります。
しかし、小腸にできる癌としては十二指腸癌は圧倒的に多くなります。
また、この癌は80%が良性腫瘍である腺腫から癌になるものが大部分と考えられており、ポリープができやすい遺伝性疾患がある人は十二指腸ポリープや十二指腸癌もできやすいと指摘されています。
この癌の場合、初期段階ではこれといった症状が現れません。
また症状が進行しても十二指腸癌特有の症状はなくこのため発見が遅れがちになってしまいます。
そして治療法は外科療法、放射線療法、化学療法があり早期に発見すれば開腹ではなく内視鏡で切除することができます。
そして早期発見で移転がなく切除できれば治る確率は高くなり予後は良好で生存率も高くなります。

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しかし、早期の発見であっても転移している場合は5年生存率が50%となります。
そして十二指腸癌が進行し、胃を3分の2程度切除する膵頭十二指腸切除を行った進行癌の場合、予後はあまりよくありません。
この場合の生存率は約25〜60%というデータがあります。
また癌が進行して手術ができないケースの予後は芳しくありません。
この場合の2年生存率は20%以下となってしまいます。
十二指腸癌は非常に症例が少ない病気のため確立された抗がん剤や治療法がありません。
そのため治療の経過を観察しながら放射線療法や化学療法が行われています。
しかし最近は十二指腸癌はリンパ節から移転しやすいためNK細胞療法が適していると報告され有効視されてきました。
これは免疫療法の1つで点滴による全身治療となります。
そして抗がん剤と比べると副作用が発現しにくく抗がん剤治療のような一定期間を経て薬が効かなくなってしまうような耐性が起こることはありません。

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